最近、なかなか映画にいけないのでDVDを借りることが多くなった。時期がずれたものを書くのもなぁ…と思っていたんだけど、それでも感じることがあるから、書くことにしました。
今回は「かもめ食堂」小林聡美さん主演で、もたいまさこさんや さんが脇をかためていい感じでした。
スローな時間が流れているフィンランドで一人の日本人女性(小林さん)が、日本食の食堂を経営している。お客さんがまったくこないこのお店で、くる日もくる日もお客さんを待っている。メインのメニューはしゃけとたらこと梅のおにぎり。日本食を愛する心が所々で伝わってくる。
そこへさまざまなきっかけで集まってくる人々。本人達のバックは一切語られないのだが、それぞれが心に寂しさを抱えていることを感じる。人と人とが支え合い、自分の存在価値を探し、確かめているかのように関係が折り重なっていく。そして、いつしかお店はお客さんでいっぱいになる。
最後のセリフの中で、3人の女性たちが「いらしゃいませ」の言い方を評論しあう。
一人は丁寧すぎる、一人はぶっきらぼう。経営者である彼女の言い方は、とてもやさしく穏やかだが元気で、愛情溢れる気持ちが伝わる。
「さちこさんの『いらっしゃいませ』っていいよね」
それぞれを尊重し合いながら、ほどほどの距離感を保ちつつ、人と人とが繋がるって心地いいな…と思いました。
そしてフィンランドは「森があるから人間が穏やかでいられる」ということ。自然と共存することは、人が人らしく生きるためにも必要なんですね。
少し落ち込んだら、自信を失いかけたら、自然のエネルギーをもらいに出かけてみるといいですね。自然の流れの中で、私も生きていきたい!と強く思いました。
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