髪の毛の構造とヘアサイクルについて

髪の毛の構造とはどのようになっているのでしょうか。
髪の毛自体は三層構造になっています。
中心にあるのが毛髄質、そのまわりが毛皮質、そしていちばん表面がキューティクルです。

毛髄質は毛の芯の役割を果たしている部分で、毛全体の直径と比較すると20分の1程度です。
そして一番外側にあるキューティクルの厚さは毛髄質の直径の2倍程度です。
そのため一番多いのは毛皮質です。

キューティクルは無色透明なウロコ状の物体で、竹の子の皮のようにお互いが重なりあって、1枚で毛髪の外周の1/2~1/3を包んでいます。
そしてキューティクルがある部分には細胞膜複合体があり、これが外部からの刺激からキューティクルを守るとともに、毛皮質から毛髪成分の流出を防いでいます。
また毛の大部分を占める毛皮質部分は水分を保持し、毛の強度や髪の毛の色を決めています。

また髪の毛が生えている頭皮の構造についても見ていきます。
毛には頭皮の表面に出ている部分である「毛幹部」と埋もれている部分である「毛根部」があります。
そして毛根の下端には丸く膨らんでいる部分があり、これを「毛球」といいます。
毛球の下端には毛乳頭があり、ここに血管や神経が集まり、毛を作るうえで重要な働きをしています。
毛乳頭から毛母細胞は栄養分の補給を受け、毛母細胞が分裂して増殖することで髪の毛が上に押し上げられて毛は伸びていきます。

また毛にはヘアサイクルという周期があります。
その周期には成長期、後退期、休止期があります。
ヘアサイクルのなかで一番長いのが成長期で、通常は2~6年間くらい続きます。
そして成長期が終わると後退期にはいり、毛が抜け始めます。
そして休止期を経て新しい成長期に入るのです。
毛が少ない人はヘアサイクルのなかの成長期が短くなってしまっている場合があります。